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被災地から愛を込めて世界へ キセキの心の復興プロジェクト 未来予想図実行委員会

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ボランティア活動で高血圧リスク低減

ボランティア経験のある人は他人を助けると気分が良いことを知っている。ボランティア活動が高齢者の高血圧リスク低減に効果があることが、「Psychology and Aging」6月号に掲載された研究でわかった。米カーネギー・メロン大学心理学部のRodlescia Sneed氏らが明らかにした。

Sneed氏らは、51~91歳の成人1,100人超を対象に、ボランティア活動に関するインタビューを行い、2006年と2010年に血圧を調べた。最初のインタビュー時に測定した血圧は全員が正常だった。そして、1年に200時間以上ボランティアをした被験者が4年後に高血圧になる可能性は、ボランティアをしていない被験者よりも40%低かった。

また、活動の種類は問題ではなく、ボランティアとして他人を助けるために費やした時間のみが高血圧リスクの低減と関連していた。今回の結果は、ボランティア活動が高血圧の予防に役立ち、薬剤を使わない有効な方法である可能性を示唆している。米国では約6500万人に高血圧がみられる。

Sneed氏は、「今回の結果は、健康を維持するために積極的にできることの例を高齢者に示している。ボランティア活動への参加は高齢者に社会とのつながりを提供する可能性がある。社会とのつながりが良好であれば健全な加齢を促し、健康状態を悪化させるリスクを低減させる」という。今回の研究はボランティアに費やす時間と血圧との関連性を示したが、因果関係を証明するものではない。(HealthDay News 6月14日)

http://consumer.healthday.com/circulatory-system-information-7/blood-pressure-news-70/briefs-emb-6-13-09-00et-volunteering-blood-pressure-psych-and-aging-cmu-release-batch-418-677353.html
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